6日の米国市場はNYダウが0.07ドル安の27492.56、ナスダック総合指数が24.05pt安の8410.63と小緩み、シカゴ日経225先物は大阪日中比変わらず23300円。7日早朝の為替は1ドル=108円90銭から109円00銭(6日大引け時点は109.06銭付近)。本日の東京市場は米国株の上昇一服を受けて村田製<6981>やSUMCO<3436>など電子部品株を中心に利益確定売りがやや優勢となろう。注目はソフトバンクG<9984>。昨日大引け後に開示した7-9月期決算は7001億円の最終赤字だった。指数インパクトが大きい銘柄だけに、朝方の売り物を消化した後、下げ幅縮小に向かうとなれば日経225先物買いを誘い、市場全体が強気に傾く可能性がある。後場に決算発表するトヨタ<7203>で米中摩擦や円高による業績悪化が小幅にとどまれば、輸出株全般に押し目買い機運が高まる展開も想定されそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された日清粉G<2002>、富士フイルム<4901>、ソニー<6758>、全国保証<7164>、スズキ<7269>、ヤマハ<7951>、JPX<8697>、NTT<9432>、イチネンHD<9619>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:日清粉Gやヤマハに注目