11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円63銭まで上昇したのち、108円28銭まで反落し引けた。米国の10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に上昇したほか、米中閣僚級通商協議で進展が見られ追加関税が回避されるとの期待や離脱を巡る英・欧州連合(EU)交渉に進展があったことが好感材料となりリスク選好のドル買い・円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1063ドルまで上昇後、1.1026ドルまで反落して引けた。

ユーロ・円は、120円00銭まで上昇後、119円54銭まで反落。

ポンド・ドルは、1.2590ドルから1.2707ドルまで上昇した。欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官がバークレイEU離脱担当相との会談後、英離脱協議に進展があったことを示唆し、秩序のある離脱への期待を受けたポンド買いが継続。




ドル・スイスは、0.9922フランから0.9973フランまで上昇した。
[経済指標]・米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:96.0(予想:92.0、9月:93.2)・米・10月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.5%(9月:2.8%)・米・10月ミシガン大学5−10年期待インフレ率速報値:2.2%(9月:2.4%)・米・9月輸入物価指数:前月比+0.2%(予想:0.0%、8月:-0.2%←-0.5%)・米・9月輸入物価指数:前年比-1.6%(予想:-2.1%、8月:-1.8%←-2.0%)・カナダ・9月失業率:5.5%(予想:5.7%、8月:5.7%)・カナダ・9月雇用者数増減:+5.37万人(予想:+0.75万人、8月:+8.11万人)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 10月11日のNY為替概況