22日の米国市場は、NYダウが49.51ドル高の26252.24と小幅高の一方、ナスダック総合指数は28.82pt安の7991.39、シカゴ日経225先物は大阪日中比20円安の20600円と緩んだ。23日早朝の為替は1ドル=106円40銭台と、昨日大引け時点とほぼ同水準。本日の東京市場はパウエル米連邦準備制度理事会議長の講演を控え見送りムードが強まろう。パウエル氏の発言次第で為替や米国株が急変動する可能性があるため、大型輸出株は敬遠されやすそうだ。23日は米ワシントンで開催中の日米貿易交渉の閣僚級協議の日程が追加される可能性もあり、トヨタ<7203>やSUBARU<7270>といった北米売上高比率の大きい自動車株は買い手控えが一段と強まろう。一方、ZOZO<3092>やKLab<3656>など日経平均非採用で直近の流動性が高い内需銘柄では、日計り商いが活発化しよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたTKP<3479>、大塚HD<4578>、東海カーボン<5301>、リクルートHD<6098>、朝日インテック<7747>、ユニファミマ<8028>、カプコン<9697>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ユニファミマや東海カーボンに注目