欧州市場でドル・円は上げ渋り、108円50銭台にやや値を下げた。欧州株はほぼ全面安、米株式先物は軟調となり、株安を嫌気した円買いが観測される。株安を受けて米10年債利回りが2.04%台に失速し、ドル売りもみられる。

 一方、18時に発表されたユーロ圏の7月景況感指数はほぼ予想通りに低下し、ユーロは小幅に売られた。ドイツ各州の7月消費者物価の伸び鈍化も売り圧力になっている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円53銭から108円65銭、ユーロ・円は120円92銭から121円08銭、ユーロ・ドルは1.1141ドルから1.1149ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は上げ渋り、米長期金利の失速で