24日の米国市場は、NYダウが79.22ドル安の27269.97と下落する一方、ナスダック総合指数は70.10pt高の8321.50と上げ、全体としてはまちまち。シカゴ日経225先物は締まって大阪日中比75円高の21745円。25日早朝の為替は1ドル=108円10銭台と、昨日大引け時点とほぼ同水準。本日の東京市場は、米ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体指数が史上最高値で終了したことから、半導体・電子部品関連株を中心に堅調が予想される。個別では、先回り的に買い戻しの動きが出ているが、昨日決算を発表した信越化<4063>やアドバンテスト<6857>は想定内ではありながらコンセンサスを上回っており、よりアク抜け感が強まるかを見極めたいところである。引き続き強含みになるようだと、ハイテク株への見直しが強まり、日経平均を押し上げる格好にもなりそうだ。一方で、米キャタピラーの4-6月期決算が低調だったため、コマツ<6301>や日立建機<6305>などはさえない動きを強いられよう。他方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたコスモス薬品<3349>、ミネベア<6479>、TDK<6762>、太陽誘電<6976>、村田製<6981>、ソフトバンクG<9984>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ソフトバンクGや太陽誘電に注目