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19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円59銭から107円98銭まで上昇し、107円74銭で引けた。7月米連邦公開市場委員会(FOMC)での50ベーシスポイントの利下げ期待を受けたドル売りが後退したほか、イラン革命防衛隊が英国籍のタンカーを拿捕したとの報道を受けた中東情勢の緊張に「有事のドル買い」が優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1239ドルから1.1204ドルまで下落し、1.1221ドルで引けた。イタリア連立政権の存続が危ぶまれていることを不安視したユーロ売りや、ドイツ紙が「欧州中央銀行(ECB)は国債購入の再開などの追加緩和の準備をしている」と報じたため域内の金利先安感にユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、120円98銭から120円81銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2539ドルから1.2476ドルまで下落した。
ドル・スイスは、0.9808フランから0.9845フランまで上昇した。
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