- 週間ランキング
マクドナルド<2702>:4895円(-15円)
大幅に5日ぶり反落。6月の既存店売上高が前年同月比6.3%増になったと発表している。43カ月連続のプラス。伸び率は前月(3.1%増)から加速したが、材料出尽くし感から売られている。客数は4.3%増、客単価は1.9%増。全店ベースの売上高は6.5%増。6月はダブルチーズバーガー関連の3商品を発売したほか、サイドメニューでは「スパイシーチキンマックナゲット」を期間限定ソース2種で販売した。
イオンモール<8905>:1766円(+53円)
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は151億円で前年同期比19.6%増益、上半期計画290億円、同17.5%増益に対して順調な推移となっている。海外事業に関するオペレーティングリースをオンバランス化した営業で増益率は高まる形になっているが、市場予想線上の着地に安心感が強まる展開に。中国の売上が5-6月は想定通りに回復していることも買い安心感につながっている。
ヤマシタヘルスケアホ<9265>:1514円(+269円)
一時ストップ高。前日に19年5月期の業績修正を発表している。子会社ののれんの減損処理を計上したことで、最終利益は2億円から1.5億円に下方修正しているものの、営業利益は3.1億円から5.3億円に上方修正。中核事業である医療機器販売業の売上上振れ、物流センターとSPDセンターの連携強化による物流の効率化などが背景に。上振れ期待は高かったものの、期末配当金予想も24円から40円に引き上げており、ポジティブ視される形に。
SMN<6185>:943円(+150円)
ストップ高。ジェイアール東日本企画と連携し、デジタルチケットプラットフォーム「wallbee」の提供を開始すると発表している。「wallbee」は、従来の紙製チケットの販売・利用の流れをデジタル化してスマホに集約することで、サービス提供者と購入者の利便性を高めたデジタルチケットプラットフォーム。連携第1弾として、金沢市で実証実験を開始するもよう。今後の業績インパクトなどが期待される展開になっている。
乃村工芸<9716>:1549円(+96円)
急伸。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は25.9億円で前年同期比4.8倍となり、上半期計画39億円、同12.4%増に対して66%の進捗率になっている。業績上振れ期待の高まりへとつながっている。テーマパークの装飾・環境演出、ホテルの新装改装を手掛けた余暇施設市場、オフィスや保育園、鉄道・空港関連施設など手掛けたその他市場で大型案件の計上があり売上が大幅に増加した。
7&iHD<3382>:3867円(+149円)
大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は903億円で前年同期比4.6%増益、会社側の上半期計画2.5%増を上回る増益率となった。コスト後ずれの影響もあったが、会社側計画も50億円程度は上回ったようだ。イトーヨーカ堂、そごう・西武などは不振だったものの、国内・海外のコンビニ事業がけん引する形に。7Pay不正アクセスの影響懸念は残るものの、ひとまずは決算を評価する動きが先行へ。
博展<2173>:630円(+3円)
続伸。誰でも簡単に展示会のパッケージブースを設計・発注できる「パケテン」のサービス提供を開始したと発表している。最短5分で思い通りの展示会パッケージブースを設計・発注できるほか、10万円台から展示会場への納品と施工までのサービスを提供可能としている。新たな市場や取引先拡大に向け、企業や自治体の動きが活発化していることを背景に、展示会の開催数は増加傾向にあるという。
さむらいJP<4764>:116円(+4円)
大幅に反発。保有する新都ホールディングス<2776>株の一部を海外の非上場企業へ譲渡すると発表している。譲渡株式数は118万2000株で、株式譲渡代金は約2.38億円。また、譲渡契約に関連して連結子会社に対する融資契約を締結する。譲渡契約に伴う約0.20億円の費用は19年12月期第2四半期に、融資契約に伴う約0.35億円の純利益は19年12月期、20年12月期および21年12月期にそれぞれ計上する予定。
メドレック<4586>:586円(+50円)
急伸。米国で開発中の帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX-5LBT(リドカインテープ剤)について、米食品医薬局から要求されている新薬承認申請までに必要な臨床試験の一つである貼付力評価試験を実施したと発表している。先行指標品との比較臨床試験を実施し、新薬承認申請に必要な要件を満たす貼付力を示す結果が得られたという。今後、米食品医薬局から要求されている試験を順次実施し、20年に新薬承認申請をする計画。
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