11日のマザーズ先物は前日比3.0pt高の897.0ptと3日続伸した。高値は902.0pt、安値は892.0pt、取引高は1987枚。本日のマザーズ先物は、前日の米国株高を幾分か織り込んでいた分、朝方は前日のナイトセッション終値水準での横ばいスタートとなった。その後、中国・上海総合指数が強含むなか、為替市場における円安推移も支援材料に、マザーズ先物は後場にかけて上げ幅を拡大した。一方で、新規の手掛かり材料に乏しいうえ、日米通商協議など見極め材料も多く、買い一巡後は個人投資家による様子見姿勢が強まった。日中取引終了時間にかけては、次第にポジションを手仕舞う向きもみられ、終値ベースで節目の900ptを回復するには至らなかった。個別では、再生可能エネルギー発電事業を手掛ける匿名組合を連結子会社化した霞ヶ関キャピタル<3498>がストップ高水準まで買い進まれ、上場市場が東証1部に変更となることを発表した串カツ田中ホールディングス<3547>が2ケタ上昇になった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:3日続伸も、上値重い