NY原油先物は反発(NYMEX原油6月限終値:63.10↑0.34)。62.45ドルから一時63.39ドルまで上昇した。米国とイランとの対立激化にともない、中東緊張による供給懸念思惑の買いが優勢になった。19日に開催された石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国との共同閣僚監視委員会では、協調減産に関する決定はなく、来月下旬のOPEC総会などで判断することになったが、取り敢えずそれまでの減産体制維持を好感か。一方、米中通商摩擦への懸念による欧米株安で、需要後退への警戒がやや重しになったとみられる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:反発で63.10ドル、中東緊張による供給懸念思惑の買い優勢