16日の日経平均は反落となった。下降する5日移動平均線付近で寄り付き天井を形成したほか、ザラ場の高値と安値は昨日を下回った。25日線も下降を続けており、売り手優位を確認する形となった。日足の一目均衡表では、終値ベースで雲下限を下回った。下向きの転換線が基準線下を走っているほか、遅行線は株価の下に位置するため、これで三役逆転が完成し、今後は売り手主導の相場が長期化するリスクが増してくる可能性がある。ボリンジャーバンドでは、ザラ場で一時-2σを下回り、レンジの下方拡張局面の継続を示唆した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、三役逆転で売り手優位の形成へ