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米国株式相場は上昇。ダウ平均は114.01ドル高の25942.37、ナスダックは6.35ポイント高の7916.94で取引を終了した。トランプ政権が対中関税の引き上げを発動したほか、トランプ大統領が貿易摩擦問題の解決を急がない姿勢を表明し、売りが先行。しかし、ムニューシン米財務長官が米中高官協議の進展を示唆したことから、下げ幅を縮小して上昇に転じた。セクター別では、公益事業や食品・生活必需品小売が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
旅行予約サイトのブッキング・ホールディングス(BKNG)は、決算内容が好感され、上昇。メディアのニューズ・コーポレーション(NWS)は、決算内容が予想を上振れ、堅調推移。ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)は、量子コンピュータ開発のオープンソース化を発表し、買われた。一方で、セキュリティソフトのシマンテック(SYMC)は、決算内容が嫌気されたほか、CEOの退任を発表し大幅下落となった。
本日、ニューヨーク証券取引所に上場した配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ(UBER)は、公開価格を下回る低調な出だしとなった。時価総額は昨年8月の資金調達時の評価も下回っている。
(Horiko Capital Management LLC)
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