8日の米国市場では、NYダウが2.24ドル高の25967.33とほぼ横ばいの一方、ナスダック総合指数は20.44pt安の7943.32、シカゴ日経225先物は大阪日中比55円安の21525円といずれも軟化した。9日早朝の為替は1ドル=110円台前半と、8日大引け時点とほぼ同水準。本日の東京市場は米ナスダック総合指数やSOX指数の下落を反映し、半導体関連株を中心に売りが予想される。ただ、昨日は村田製<6981>など直近の下落率の大きかった銘柄は買い戻しで下げ渋りを見せており、本日は底堅い推移が予想される。昨日の全面安商状の中で堅調だったファーストリテ<9983>やリクルートHD<6098>など内需の大型株にも買いが期待される。
他方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたJT<2914>、東京製鐵<5423>、オークマ<6103>、グリーンズ<6547>、日本電産<6594>、HOYA<7741>、オリックス<8591>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:JTや日本電産に注目