本日のマザーズ先物は、底堅い動きとなりそうだ。三連休明けの米ナスダック総合指数、SOX指数高を背景にセンチメント改善が予想されるなか、マザーズ先物も堅調な展開になることが予想される。米ハイテク関連の上昇に伴って東京市場でもテクノロジーセクターへの支援材料となり、個人投資家の心理は改善することが見込まれることから、マザーズ市場にもプラスに働くと思われる。ただ、本日の大引け後に日本電産<6594>など主要企業の決算発表が予定されているだけに、投資家の関心がこれら主力の東証1部市場に向かう可能性もあり、買い一巡後は模様眺めムードが強まる可能性もある。個別では、急性呼吸窮迫症候群を対象とする治験について、日本で体性幹細胞再生医薬品の被験者組み入れが開始されたと発表したヘリオス<4593>などの動向を注目しておきたい。上値のメドは920.0pt、下値のメドは910.0ptとする。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米ナスダック高を映して底堅さ意識か