17日の米国市場では、NYダウが3.12ドル安の26449.54、ナスダック総合指数が4.15pt安の7996.08、シカゴ日経225先物が大阪比5円安の22265円と、いずれもわずかな値下がりに留まった。18日早朝の為替は1ドル=112円00銭台と、17日大引け時点より小幅円安。本日の東京市場は頭打ちとなった米国市場の流れを受けて、相場全体として利益確定売りが上値を圧迫しよう。ただ、SOX指数が23.86pt高の1557.08と上昇しており、半導体関連銘柄は売り物をこなしながら強含みでの推移が予想される。昨日まで9連騰中のファーストリテ<9983>が下落に転じた場合、日経平均構成比の高いソフトバンクG<9984>やファナック<6954>などにも売りが波及するリスクが出てくることに留意したい。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された大塚商会<4768>、イオンファンタジー<4343>、THK<6481>、野村<8604>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:大塚商会やイオンファンに注目