17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円93銭から112円12銭まで上昇し、112円05銭で引けた。米国の2月貿易赤字が予想外に縮小し、1-3月期国内総生産(GDP)の成長見通しが引き上げられたほか、米中貿易協議は早ければ5月末にも合意成立の見通しとなったことから、リスク選好的なドル買い・円売りが優勢となった。米地区連銀経済報告(ベージュブック)でも緩やかな成長が継続していることが確認されてり、ドル買いは継続した。

ユーロ・ドルは、1.1308ドルから1.1291ドルまでじり安推移し、1.1297ドルで引けた。ユーロ・円は、126円39銭から126円65銭まで反発した。ポンド・ドルは、1.3059ドルから1.3029ドルまで下落した。ドル・スイスは、1.0077フランから1.0110フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:2月米貿易赤字縮小を好感したドル買い