本日のマザーズ先物は、前日の米ハイテク関連銘柄の上昇を映した買いが波及し、買いが先行して始まりそうだ。前日の米国市場では、ハイテク比率の高いとされるナスダック総合指数は値を上げており、テクノロジー関連銘柄の多いマザーズ市場にもプラスに働くとみられ、マザーズ先物も朝方から堅調なスタートが想定される。日中は直近IPO銘柄や指数インパクトの大きいバイオ関連の動向を睨んだ展開となり、物色が継続した場合はマザーズ先物に対する支援材料としても意識されよう。ただ、東証1部のファーストリテ<9983>や安川電機<6506>の決算を控え、個人投資家による買い一巡後の様子見姿勢が強まる展開も予想されるほか、週末の4月限の先物・オプションのSQ算出日を控えた仕掛け的な売買が出る可能性もあり、これらに対する警戒も必要だろう。上値のメドは940.0pt、下値のメドは920.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米ハイテク株高を映して買い先行か