9日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、足元は111円30銭台での取引が続く。米10年債利回りが2.51%台に低下し、ドルに売り圧力がかかりやすい。ただ、ユーロ・ドルがポンド買い一服で失速し、ドルがある程度押し上げられている面がある。

 英下院は日本時間今朝「4月12日の合意なき離脱を回避するためにメイ首相に離脱を延期させる法案」を可決した。メイ首相は本日、独仏を訪問して首脳会談を行う。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円28銭から111円58銭。ユーロ・円は125円35銭から125円62銭、ユーロ・ドルは1.1255ドルから1.1269ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は底堅い、ユーロ・ドルは失速