27日のマザーズ先物は前日比22.0pt高の939.0ptと大幅続伸になった。高値は939.0pt、安値は927.0pt、取引高は2028枚。本日のマザーズ先物は、前日の米国株式市場における主要3指数が揃って上昇したなか、朝方はナイトセッション終値レベルでの底堅い動きとなった。その後は、後述の材料を受けたアンジェス<4563>をはじめとしたバイオ関連へと関心が向かったことで、個人投資家中心にマザーズ先物には売り方の買い戻しの動きが強まる格好に。また、3月期末の配当権利落ち日であり、主力の東証1部市場を敬遠した短期資金がマザーズ市場にシフトしたこともプラスに働いたようだ。個別では、遺伝子治療薬の条件付き承認を取得したアンジェスのほか、窪田製薬HD<4596>、そーせい<4565>、オンコリス<4588>などバイオ関連銘柄が揃って強い動きをみせた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅続伸、アンジェス株高などが支援材料に