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米国株式相場は上昇。ダウ平均は138.93ドル高の25848.87、ナスダックは57.62ポイント高の7688.53で取引を終了した。朝方は、3月NY連銀製造業景況指数や2月鉱工業生産が予想を下振れ、小動き。米中交渉の進展が報じられたほか、李克強首相が景気刺激策の継続を発表したことが好感され、上昇したものの、オプションや先物の決済日が重なるクアドルプル・ウィッチングで出来高が膨らむ中、上値は限られた。セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや不動産が下落した。
航空機メーカーのボーイング(BA)は、墜落事故を起こした「737MAX」のシステム修正を10日以内に行うことが報じられ、上昇。ネット小売のアマゾン(AMZN)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、堅調推移。レストラン運営のレストラン・ブランズ・インターナショナル(QSR)は、傘下のバーガーキングが月間5ドルのコーヒー定額購入プランを発表し、買われた。一方で、SNSのフェイスブックは、幹部2名の退職が報じられ、下落した。
電気自動車のテスラ(TSLA)は、スポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」を発表した。価格は3万9000ドルからで、上位モデルは20年秋からの発売となる見通し。
(Horiko Capital Management LLC)
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