6日の日経平均は続落した。終値は5日線を4日ぶりに下回ったほか、4日のローソク足が十字線に近い形となっているため、短期的な調整局面入りのリスクが意識されるところである。一目均衡表では、日々線が転換線を下回って大引けを向かえ、上値追い局面の休止を示唆。ザラ場で+2σに接近した4日をピークとする調整局面入りの懸念を払拭するには、7日以降の+1σ上への復帰が必要となろう。また、7日も+1σを下回って引けると、調整の長期化リスクが増す点に注意したい。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、5日線割り短期調整局面入りを意識