14日の米国市場はNYダウが103.88ドル安の25439.39と下げたが、ナスダック総合指数は6.58pt高の7426.95と小幅高。シカゴ日経225先物は大阪比200円安の20990円だった。本日早朝の為替は1ドル=110円50銭前後と、昨日大引け時点より50銭程度の円高。本日の東京市場では、米ダウの下落や米長期金利の低下を受けて、情報通信や金融株の軟化が予想される。
円高や低調な小売統計からトヨタ自動車<7203>などの自動車株や任天堂<7974>にも売り圧力が及びそうだ。ただ、ナスダック総合指数やSOX指数の小幅高から、東京市場では東エレク<8035>をはじめとする電子部品株は底堅い動きが予想される。新興市場では、昨日に4日連続安となったサンバイオ<4592>が下げ止まれば、他のバイオ・創薬関連株にも押し目買いが期待できよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたマツモトキヨシHD<3088>、協和発酵キリン<4151>、フジ・メディア・ホールディングス<4676>、マツダ<7261>、JR西日本<9021>、JR東海<9022>、山九<9065>、GMO<9449>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:マツモトキヨシHDや協和発酵キリンに注目