12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円35銭から110円55銭まで反発し、110円48銭で引けた。12月の米JOLT求人件数は市場予想を上回ったほか、トランプ大統領が米国政府危険閉鎖を回避する可能性が高いと言及したことや、米中貿易関税に関する協議期限を進展次第で3月1日以降に延長する可能性を示唆したことから、リスク選好のドル買い・円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1287ドルから1.1340ドルまで上昇し、1.1327ドルで引けた。ユーロ・円は、124円64銭から125円27銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2857ドルから1.2909ドルまで上昇。「離脱協定で3月29日までの合意は可能」とのハント英外相の発言を受けて、合意なしの離脱回避への期待感でポンドのショートカバーが強まった。ドル・スイスは、1.0093フランから1.0056フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米政府機関の再閉鎖回避の思惑で円売り優勢