米国株式相場はまちまち。ダウ平均は64.22ドル高の25063.89、ナスダックは17.87ポイント安の7263.87で取引を終了した。1月雇用統計で非農業雇用者数が前月比30.4万人増と大きく予想を上振れ、買いが先行。しかしながら、オンライン小売のアマゾン(AMZN)が発表した決算で、1-3月期の売上高か見通しが予想を下振れ、ハイテク株が上値を抑える展開となった。セクター別では、エネルギーや半導体・半導体製造装置が上昇する一方で、小売や食品・生活必需品小売が下落した。

セキュリティソフトのシマンテック(SYMC)は、決算内容が予想を上振れ、大幅上昇。石油大手のエクソン・モービル(XOM)とシェブロン(CVX)は、北米油田での生産急増で利益が予想を上回り、堅調推移。製薬のメルク(MRK)は、決算内容が好感され、買われた。一方で、医療保険のシグナ(CI)は、利益がほぼ半減となり下落した。

トランプ政権は、製薬会社が薬剤給付管理会社にリベートを提供する現行制度を改め、患者の医薬品代負担の軽減を目指す。

(Horiko Capital Management LLC)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:高安まちまち、アマゾン決算を嫌気