20日午後の東京市場でドル・円は株安を背景とした円買いが優勢となり、ドルは111円台に水準を切り下げた。日銀の黒田東彦総裁は15時半から金融政策決定会合後の定例記者会見に臨み、「必要なら追加緩和を検討する」などと述べ、円買いは一服。ただ、欧米株安観測で、目先は円買い再開の可能性があろう。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円86銭から112円60銭。ユーロ・円は127円46銭から128円18銭、ユーロ・ドルは1.1372ドルから1.1415ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は111円台、日銀総裁発言に注目