ドル・円は欧州市場でもみ合いが続き、113円40銭台で推移。欧州株の全面高で、円買いは後退し、ドル・円は底堅い値動きとなっている。一方、英保守党が実施するメイ首相(党首)への不信任投票を前に、ポンドは売られやすい地合い。仮に、党首交代となった場合には、先行き不透明感がさらに増し、下値を模索する展開が予想される。メイ首相は「党首交代ならEU離脱延期か中止に」と述べている。ポンド・ドルは1.25ドル台前半で推移している。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円39銭から113円49銭。ユーロ・円は128円36銭から128円66銭、ユーロ・ドルは1.1316ドルから1.1338ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円はもみ合い継続、英保守党の党首信任投票に注目