29日は米NYダウが27.59ドル安の25338.84、ナスダック総合指数が18.51pt安の7273.08、シカゴ日経225先物が大阪比50円高の22290円。本日早朝の為替は1ドル113円台半ばと、昨日午後3時時点に比べて小幅円安で推移しているものの、本日の東京市場は上値が重そうだ。
為替が円安一服となるなか、直近の株価上昇で投資家のリスク許容度が回復しており、朝方に米株安を受けた売り物を消化した後は自動車や電機、機械など輸出関連銘柄には次第に買いが強まるとみられる。ただ、日経平均は昨日まで5日続伸しているほか、本日は週末とあって手じまい売りも出やすい。通信子会社の仮条件決定を本日大引け後に控えたソフトバンクG<9984>が思惑的な売買が向かう可能性はある。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたコカBJH<2579>、花王<4452>、大日本住友製薬<4506>、太平洋セメ
<5233>、アジアパイルHD<5288>、アマノ<6436>、京セラ<6971>、西武HD<9024>、コニカミノルタ<4902>、小糸製<7276>、リコー<7752>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:花王や京セラに注目