週明け19日の米国市場では、NYダウが395.78ドル安の25017.44、ナスダック総合指数が219.40pt安の7028.48といずれも値を崩し、シカゴ日経225先物は大阪比250円安の21590円と大幅安だった。本日早朝の為替は1ドル112円台半ばと、前日大引け時点よりやや円高方向。日本株のADR(米国預託証券)が売り優勢だったこともあり、本日は自動車や電機、銀行、保険など主力銘柄の値下がりが予想される。カルロス・ゴーン会長の逮捕を受けて日産自<7201>や三菱自<7211>も急落する公算が大きく、投資家心理の悪化に拍車が掛かろう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された石油資源<1662>、マツモトキヨシホールディングス<3088>、GMOペイメントゲートウェイ<3769>、テルモ<4543>、リゾートトラ<4681>、東京製鐵<5423>、共英製鋼<5440>、ソニー<6758>、日本CMK<6958>、トヨタ<7203>、前田工繊<7821>、阪和興<8078>、山九<9065>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:前田工繊や阪和興に注目