15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円10銭まで下落後、113円71銭まで上昇し、113円60銭で引けた。英国のメイ首相の欧州連合(EU)離脱協定草案に抗議して、EU離脱担当相などの閣僚が辞任し、保守党の党首不信任の動きも出始める状況に、リスク回避的な円買いが先行。その後、米株の切り返しを受けて円売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1288ドルまで下落後、1.1362ドルまで上昇し、1.1326ドルで引けた。ユーロ・円は127円77銭まで下落後、129円06銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2816ドルから1.2724ドルまで下落。ドル・スイスフランは1.0036フランから1.0079フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:英国の合意なきEU離脱懸念再燃でポンド急落