8日の米国市場では、NYダウが10.92ドル高の26191.22、ナスダック総合指数が39.87pt安の
7530.89とまちまち。シカゴ日経225先物が大阪比40円安の22460円と小幅安。本日早朝の為替は1ドル114円台前半の円安で取引されている。このため、本日は朝方にナスダック安を織り込んで弱含んだ後、じりじりと値を戻していきそうだ。円安で電機や機械など輸出株に買いが予想されるほか、米金利上昇をはやして銀行や保険株の値上がりも期待される。
ただ、原油先物が下げ止まらないため、石油株や総合商社株は売り圧力増大が警戒される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたSUMCO<3436>、参天薬<4536>、富士フイルム<4901>、コメリ<8218>、Jパワー<9513>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:富士フイルムやコメリに注目