30日の米国市場では、NYダウが245.39ドル安の24442.92、ナスダック総合指数が116.92pt安の7050.29と大幅に下落した。シカゴ日経225先物は大阪比70円安の21030円と小幅安。為替は1ドル112円台前半の円安で推移している。朝方は米国株安を嫌気した売りが相場全体で先行しよう。米国株安の原因となった米中の通商摩擦激化は東京市場でも悪材料となり、素材や機械、海運株の下落が予想される。円相場は軟調だが、昨日大引け後のファナック<6954>の業績下方修正が他の輸出関連銘柄の足を引っ張るとみられ、朝方の売りを消化した後も電機など輸出関連銘柄には下落圧力が続きそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上が観測されたエーザイ<4523>、富士通<6702>、島津製作所<7701>、オリックス<8591>、日立物流
<9086>、関西電<9503>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:島津製やオリックスに注目