29日のマザーズ先物は大幅に3日続落して終了した。前週末比40.0pt安の833.0ptで取引を終えた。高値は885.0pt、安値は829.0pt、売買高は7965枚。

本日のマザーズ先物は大幅に3日続落して引けた。前週末の急ピッチの下落に対する警戒感から朝方は買い戻しの動きが先行し、マザーズ先物は前週末比12.0pt高の885.0ptと反発する場面もあった。ただ、メルカリ<4385>やサンバイオ<4592>、PKSHA<3993>など指数寄与度の高い時価総額上位銘柄が軟調に推移しているほか、中国株や米株価指数先物が軟調な展開となっていることから株安連鎖への警戒感が拭えず、個人投資家による戻り売りや損失を覚悟した見切り売りなどが次第に増加した。

本日のマザーズ市場では、ダイヤモンドワイヤ生産工場である沖縄工場を一時休止すること発表した中村超硬<6166>や、好決算発表も材料出尽くし感が広がったエリアリンク<8914>がストップ安となった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅に3日続落、株安連鎖の警戒感拭えず