<円債市場>
長期国債先物2018年12月限
寄付150円19銭 高値150円29銭 安値150円18銭 引け150円29銭
売買高総計23382枚

2年 393回 -0.120%
5年 137回 -0.060%
10年 352回  0.145%
20年 166回  0.680%

債券先物12月限は、150円19銭で取引を開始。イタリア、英国、サウジアラビア絡みのリスク警戒から日経平均株価が大幅安となり、中国景気への根強い懸念から上海総合指数が反落し、円高が進んだこと。また、財務省が実施した流動性供給入札の結果はしっかりとの見方もあって買いが優勢となり、150円18銭から150円29銭まで上昇した。現物債の取引では、全年限で買いになった。

<米国債概況>
2年債は2.87%、10年債は3.14%、30年債は3.34%近辺で推移。
債券利回りは低下。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は0.43%、英国債は1.50%で推移、オーストラリア10年債は2.67%、NZ10年債は2.63%。(気配値)

[本日の主要政治・経済イベント]
・22:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演(児童教育関連会合)
・23:00 米・10月リッチモンド連銀製造業指数(予想:24、9月:29)
・23:00 ユーロ圏・10月消費者信頼感指数速報値(予想:-3.2、9月:-2.9)
・24:20 カーニー英中銀総裁講演(トロント大学)
・02:00 米財務省2年債入札(380億ドル)
・02:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演(米国経済と金融政策)
・03:15 カプラン米ダラス連銀総裁講演(経済発展関連会合)



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 23日の日本国債市場概況:債券先物は150円29銭で終了