3日の日本国債市場概況：債券先物は150円17銭で終了

＜円債市場＞
長期国債先物2018年12月限
寄付150円19銭 高値150円22銭 安値150円15銭 引け150円17銭
売買高総計26043枚

2年　393回　-0.120％
5年　136回　-0.070％
10年 351回 　0.125％
20年 165回 　0.655％

債券先物12月限は、150円19銭で取引を開始。日銀が実施した国債買い入れオペで応札倍率が上昇したことや、イタリア政府が予算計画で財政赤字を圧縮することを目指すとの報道を受けてリスク回避ムードが後退したことから売りが優勢になり、150円22銭から150円15銭まで下落した。現物債の取引では、2年債と20年債が買われ、10年債が売られ、5年債はもみ合いになった。

＜米国債概況＞
2年債は2.82％、10年債は3.07％、30年債は3.22％近辺で推移。
債券利回りはやや上昇。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は0.44％、英国債は1.54％で推移、オーストラリア10年債は2.64％、NZ10年債は2.56％。（気配値）

[本日の主要政治・経済イベント]
・19:30　エバンス米シカゴ連銀総裁講演（ロンドン、米国経済と金融政策）
・20:00　米・MBA住宅ローン申請指数(先週)（前回：+2.9％）
・21:05　バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
・21:15　米・9月ADP雇用統計（予想：+18.4万人、8月：+16.3万人）
・22:45　米・9月サービス業PMI改定値（予想：53.0、速報値：52.9）
・23:00　米・9月ISM非製造業景況指数（予想：58.0、8月：58.5）
・03:00　ブレイナード米FRB理事講演（決済システム関連）
・03:15　メスター米クリーブランド連銀総裁講演（地域金融関連会合）
・05:00　パウエル米FRB議長が討論会参加
・メイ英首相が保守党大会最終日で演説



＜KK＞