欧州市場でドル・円は112円80銭台と、戻りの鈍い展開。ユーロ・円などクロス円が小じっかりの値動きで、ドル・円を小幅に押し上げているようだ。ただ、米10年債利回りが3.08%付近に低下しており、ドル買いは入りづらい。一方、17時半に発表された英国の8月銀行協会住宅ローン承認件数は予想下振れが嫌気され、ポンドは対ドルでやや売られたが、ドル・円の値動きへの影響は限定的であった。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円80銭から112円91銭。ユーロ・円は132円75銭から132円92銭、ユーロ・ドルは1.1764ドルから1.1775ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、クロス円は小じっかり