24日午前の東京市場でドル・円は112円50銭台で推移し、下げ渋る状態が続いている。日本と中国本土の株式市場が休場となるため、手掛かり材料不足。アジア市場における主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くとみられる。ただし、顧客筋のドル売りは少なくなることから、一部投資家は米利上げを想定してリスク選好的なドル買い・円売りを実行するとの見方が出ている。ここまでのドル・円は112円42銭から112円60銭で推移。
・ユーロ・円は、132円05銭から132円27銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1740ドルから1.1751ドルで推移

■今後のポイント
・2000億ドル分の対中追加輸入関税は24日発動へ
・日米貿易協議への警戒感でリスク選好のドル買いは抑制される可能性
・112円-114円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値71.66ドル 安値71.14ドル 直近値71.60ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は112円50銭台で下げ渋る展開、一部で米利上げを想定したドル買いも