本日のマザーズ先物は、前日に続き売り買いが交錯してもみ合いとなる展開が予想される。前日は日経平均が一時23000円台を回復したことによる達成感やここまでの急ピッチの株価上昇に対する警戒感が広がり、マザーズ指数は5日ぶりに反落。マザーズ先物もこれにつれて下落した。28日の米国市場ではNYダウが14ドル高にとどまり、やはり目先の株高一服が意識されやすいだろう。また、マザーズ市場ではこのところ騰勢を強めていたSOSEI<4565>などバイオ関連株の一角が下落に転じており、指数寄与度が大きいだけにマザーズ先物の重しとなる可能性がある。一方、マザーズ指数は日経平均に比べなお出遅れ感があり、個人投資家の押し目買いがマザーズ銘柄に向かいやすいとも考えられる。個別では、連日のストップ高となっているメドレック<4586>などの動向が注目される。上値のメドは1020.0pt、下値のメドは1000.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:売り買い交錯でもみ合いか