27日の米国市場では、NYダウが259.29ドル高の26049.64、ナスダック総合指数は71.92pt高の8017.90と上昇し、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比115円高の22885円。本日早朝の為替は24日大引け時点とほぼ同水準での取引。東京市場は米株高を強材料に自動車や電子部品、機械といった主力の輸出関連業種を中心に軒並み値上がりしよう。日経平均は23000円回復を試す展開になるとみられ、日経平均構成比の大きいファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>は先物との裁定買いやこれに先回りする形での買いが株価の押し上げが見込まれる。東証1部の大型株上昇を反映し、新興市場でも地合いは強気に傾きそうだ。強気の投資判断や目標株価の引き上げの観測された信越化<4063>、アステラス薬<4503>、CTC<4739>、千代建<6366>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:信越化やアステラス薬に注目