本日のマザーズ先物は、国内長期金利の動向をにらみながらの動きになりそうだ。前日のマザーズ市場は、国内長期金利が一時0.012%まで上昇するなど、昨年2月3日以来、約1年半ぶりの高水準に達したことから、マザーズ市場の主力銘柄は売られ、マザーズ先物も買い見送られた。本日も長期金利が上昇基調を強めるなら、買い見送りムードが強まる可能性が想定される。また、前日にはコニカミノルタ<4902>やKDDI<9433>。JT<2914>、キーエンス<6861>など主力銘柄が好決算を発表しており、個人投資家の関心が1部の主力銘柄にシフトしているなかでは、これら銘柄が人気化しそうで、マザーズ銘柄は敬遠され、マザーズ先物にも悪影響を及ぼす可能性がある。上値のメドは1040.0pt、下値のメドは1010.0ptとする。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:売り先行、国内金利動向を注視