24日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。中国経済の先行きを警戒した円買いで弱含んだが、111円台は維持した。ただ、目先も人民元の値動きが注視されよう。ドル・円は、111円半ばで推移していたが、人民元の基準値が前日よりも安値に設定され、中国経済の先行きへの警戒から円買い強まり、ドルは一時111円06銭まで弱含んだ。その後は円買い一服で、ドルはやや値を戻した。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株高継続を意識した円売りに振れやすい。引き続き人民元の値動きが注視されるが、中国株高などを受け、警戒の円買いは次第に弱まる可能性もあろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円06銭から111円51銭、ユーロ・円は129円82銭から130円38銭、ユーロ・ドルは1.1687ドルから1.1695ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は111円台を維持、人民元の値動きを注視