10日のマザーズ先物は反落。前日比10.0pt(-0.95%)安の1034.0ptで取引を終えた。
高値は1056.0pt、安値は1030.0pt、売買高は2213枚。本日のマザーズ先物は反落して取引を終えた。9日の米ナスダック総合指数やSOX指数が上昇し、為替も1ドル=111円台へと円安が進んだことから、マザーズ市場は時価総額上位銘柄中心に上昇し、マザーズ先物にも買いが先行した。また、指数に直接影響を及ぼさないが、個人投資家に人気のある直近IPO銘柄のメルカリ<4385>やZUU<4387>などが上昇していることも、投資マインドの改善に繋がったとみられる。ただ、マザーズ市場は、新興市場の中でも6月からの下げがきつかっただけに、戻り待ちの売りが控えているほか、5日線を大きく上回ったことから目先の目標達成感も台頭していることから次第に買い見送りムードが広がった。なお、本日マザーズ市場に新規上場したMTG<7806>は公開価格比21.6%上回る7050円での初値形成となった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、買い先行も上値重く