28日のマザーズ先物は大幅反落。前日比15.0pt(-1.40%)安の1053.0で取引を終えた。高値は1068.0pt、安値は1046.0pt、売買高は1947枚。

本日のマザーズ先物は大幅に反落した。27日の米ナスダック総合指数が反落するなど米国株が値を下げたため、テクノロジー関連銘柄の多いマザーズ市場は、前日から一転、売りが先行して始まり、マザーズ先物にも売りが波及した。また、メルカリ<4385>やミクシィ<2121>、CYBERDYNE<7779>など時価総額の大きい銘柄が下落していることも投資意欲を後退させ、マザーズ先物安につながった側面もあるようだ。ただ、時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移し、日経平均もプラスに転じたことから、マザーズ先物は大引けにかけて下げ渋ったが、米中問通商題の着地点が見えないなかでは、戻りも鈍くなりそうだ。こうしたなか、本日のマザーズ市場では、前日マザーズ市場に上場し、値が付かなかったエーアイ<4388>が公募売り出し価格(1000円)の3.5倍となる3500円で初値が生まれ、前日上場したips<4390>がストップ高まで買い進まれるなど、直近IPO銘柄に個人投資家などの人気が集中していた。




<DM>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅反落、米ハイテク株安を受け売り先行も下げ渋る