本日のマザーズ先物は、米国株が小反発したことを受けてひとまず買い戻しが先行して始まりそうだ。前日のマザーズ市場では、上場後株価の下落が続いていたメルカリ<4385>が急反発したほか、サイバーダイン<7779>、PKSHA<3993>、SOSEI<4565>など時価総額上位銘柄の一角が値上がりしたものの、マザーズ指数は前の日とほぼ変わらず、マザーズ先物は小幅ながら3日続落し、5日線を大きく下回っている状況にある。個人投資家の投資マインドは改善していないものの、本日のマザーズ市場は26日の米国市場でハイテク株などが買い戻された流れを引き継ぐことが想定され、マザーズ先物にも目先買い戻しが先行する可能性が高いだろう。しかし、米中貿易摩擦への懸念が拭えないなか、自律反発の域を脱するのは難しいとみられる。早期に5日線水準(1090.0pt)を回復できるかが注目される。上値メドは1085.0pt、下値メドは1055.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米高株を背景に買い先行も自律反発の域を脱せずか