29日午前の東京市場でドル・円は一時109円を割り込み、108円92銭まで弱含んだ。米10年債利回りが2.884%まで低下し、ドル売りが強まった。足元は米金利の低下一服で、ドルは109円台に戻している。ただ、欧州政治リスクで市場センチメントは悪化しており、ドルの戻りは鈍いだろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円92銭から109円47銭、ユーロ・円は126円51銭から127円28銭、ユーロ・ドルは、1.1621ドルから1.1633ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は一時108円92銭、米長期金利低下を意識したドル売り