15日のマザーズ先物は反落。前日比5.0pt(-0.43%)安の1132.0ptで取引を終えた。高値は1142.0pt、安値は1131.0pt、売買高は623枚。本日のマザーズ先物は、新規の材料難のなか、朝高の日経平均がマイナスに転じたことで買い見送りムードが広がった。また、MSCI指数から除外されたミクシィ<2121>のほか、UNITED <2497>など時価総額上位銘柄の一角による軟調推移もセンチメントを悪化させた一因に。UNITEDを大株主とし、今年最大規模の上場案件となるメルカリの上場が承認されたが、材料出尽くし感からUNITEDは14%超の下落を演じた。主力の東証1部市場に比べ出遅れ感の強いマザーズ市場の水準訂正を期待する向きもあるが、反転のきっかけがつかめないでいる。本格化する新興市場銘柄の決算内容を見極めながらの展開が続き、マザーズ先物は方向感の定まりにくい展開を強いられそうだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、時価総額上位銘柄の下落も響く