14日の米国市場では、NYダウが68.24ドル高の24899.41、ナスダック総合指数が8.43pt高の7411.32と堅調。シカゴ日経225先物は大阪日中取引比20円高の22880円と小幅高。14日早朝は円相場が1ドル109円台後半と弱含んでおり、日本株にはプラス材料となる。日経平均が前日に続伸したため、朝方は利益確定売りが予想されるが、米国株高が相場を支え、朝方は売り買いが交錯して方向感が定まりにくいとみられる。ただ、相場全体としては上昇基調にあるとの見方が広がっており、前場中ごろから後場にかけてじりじりと上げ幅を拡大する銘柄が多くなるだろう。前日に相場上昇をリードした不動産株に買いが期待されるほか、9日後場に決算発表を済ませたトヨタ自動車<7203>が上昇したこともあり、本日は好業績銘柄の買い直しが見込まれる。14日大引け後、東証がメルカリのマザーズ上場(6月19日付)承認を発表。メルカリに出資するユナイテッド<2497>、三井物<8031>、GMOインターネット
<9449>などの動意が予想される。格上げや目標株価の引き上げが観測されている清水建<1803>、東芝プラ<1983>、明治HD<2269>、スシローグローバルホールディングス<3563>、ロート<4527>、大塚HD<4578>、資生堂<4911>、アンリツ<6754>、アズビル<6845>、村田製<6981>、三井不<8801>、シノケンG<8909>、トランコム<9058>、山九<9065>、セイノーHD<9076>、KDDI<9433>、サンドラッグ<9989>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:明治HDや資生堂に注目