7日の日経平均は、小幅続落。日経平均は前場中盤にかけて売りが優勢となったが、下値では押し目買いも入り、大引け間際に一時プラス圏に転じる場面をみせた。5日線を一時下回ったものの、ほぼ26週線で下げ止まった後は、終値ベースで5日線を再び上回ったことで、こちらがサポートラインとして意識されたもよう。25日線と200日線も上向きを維持していることもあり、上昇基調に変化はない。一目均衡表では、
基準線と転換線がともに横ばいで引けた。日々線は下ひげを作ったが、転換線には届かず、横ばいを挟みながら上昇する転換線上方でのアップトレンドを継続。遅行線は雲抜けをうかがう位置にあり、22500円付近の下値を固めた後の上放れに期待をつないだ格好に。RSIが低下したとはいえ70%を依然としてキープしており、レンジ上放れに向けた材料待ちの状況が続こう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小幅続落。26週線付近で下げ止まり、5日線のサポート持続