以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家キムさん(ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年4月23日12時に執筆

投資をする目的は資産を増やすためです。より豊かな生活や環境を手に入れるために私も長年投資を行っています。投資経験が長い方はすでにわかっていることだと思いますが、手元の資金がどんどん増えるようなことはまずありえません。短期的に相場にうまく乗れた方は利益を出せたと思いますが、そんなに上手くいくものではありません。

たまたまタイミングがよく大きな利益を出せた方は失うときも早いはずです。アベノミクス全盛期にはメディアにたくさんの「億り人」が出てきましたが、その後どうなっているのか個人的にも気になります。昨年の仮想通貨バブルのような上昇相場が起きると乗った者勝ちのようなことも起こりえます。うまく利益確定できる保証はありませんが初めて投資バブルを経験でき個人的にも楽しいできごとでした。

株式投資において利益を出すには、株価が動く材料が必要になります。さらになぜその銘柄に投資を行うのか明確な理由がなければ、日々の株価変動に疲れ果て、利益を出せないまま撤退することもあるでしょう。地合いが少々悪くても、業績や将来の企業スタンスを明確に打ち出している企業への投資は案外どっしりと構えることができるものです。

私は10年投資をしてきてやっと業績や将来性を見越した買いができるようになっていきました。短期的に売られすぎている銘柄の発見やイベント的なタイミングにも少し乗れるようになっています。
ただ、そのような銘柄を見つけることがなかなか難しいと感じます。ネット上で騒がれ初めて気が付くことも多く、すでに株価が上昇しているタイミングがほとんどです。

そこでIPO投資を定期的に行い、利益を出し続ける方法をご紹介します。IPOとは新規公開株式のことです。直近ではメルカリが6月に東証マザーズへ上場するという報道がされています。

メルカリが上場するとなれば、投資初心者から機関投資家まで巻き込んだ大相場が期待できます。その波に乗ってみてはいかがでしょうか?新規公開株式を手に入れるには証券口座が必要になります。インターネット口座や対面口座のどちらかを開設しているのであれば申し込みが可能です。

インターネット口座の場合は証券会社別に公開している抽選ルールがあります。幹事引受の10%を最低でも抽選しなければいけないルールがあるため、インターネットからの配分期待もできます。対面口座の場合は、個々の資産や投資状況により配分されることが多いため何ともいえませんが、まだ対面口座でIPOを申込んだことが無い方は、申込をしてみると配分される可能性はあるかもしれません。

メルカリの時価総額は2,000憶円を超える見通しとなっているようですが、上場による吸収額の発表は現在わからないままです。多くの株が出回ることは予想できるため、新規公開株式を手に入れるチャンスです。ただ、新規公開株式を手に入れても絶対に利益がでるとは言えないため、多少のリスクは存在します。

しかし、IPOを行った企業の株は公開価格を超えることが多いため、利益を出せる可能性は高いのではないかと現在のところ考えています。IPOをする企業は1年に90社程度あるため、メルカリ上場以降もどんどん上場する企業は出てくると思われます。

投資で負けが続いている方でIPOを経験したことがない方は、メルカリ上場を機会にIPOへ投資をしてみるのもよいかもしれません。IPO投資は地味な投資方法ですが、利益率が高いため、コツコツと抽選に申込むことができるのであれば最高の投資方法だと思います。

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執筆者名:キムさん
ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記




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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家キムさん:メルカリ上場、投資で負けが続くならIPOに専念してみては?【FISCOソーシャルレポーター】