27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円54銭へ上昇後、108円98銭へ反落した。米国の1-3月期国内総生産(GDP)速報値が予想を上回りいったんドル買いが優勢となった。しかし、株安で米債利回りは低下し、ドル買いが続かなかった。

ユーロ・ドルは、1.2056ドルへ下落後、1.2126ドルまで反発し、1.2120ドルで引けた。

ユーロ・円は、131円89銭から132円21銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.3747ドルまで下落後、1.3808ドルまで反発した。英国の国内総生産(GDP)が2012年来の低水準にとどまったため、速やかな利上げ観測が後退、ポンド売りが優勢となった。

ドル・スイスは、0.9920フランから0.9872フランへ下落した。

  [経済指標]・米・1-3月期GDP速報値:前期比年率+2.3%(予想:+2.0%、10-12月期:+2.9%)・米・1-3月期個人消費:前期比年率+1.1%(予想:+1.1%、10-12月期:+4.0%)・米・1-3月期雇用コスト指数:前期比+0.8%(予想:+0.7%、10-12月期:+0.6%)・米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:98.8(予想:98.0、速報値:97.8)・米・4月ミシガン大1年期待インフレ確報値:2.7%(速報値:2.7%)・米・4月ミシガン大5−10年期待インフレ確報値:2.5%(速報値:2.4%)



<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 4月27日のNY為替概況