30日の日経平均は、続伸。ギャップ・アップで200日線を回復すると、その後は同線を支持線とする格好での底堅さが意識されている。その後は狭いレンジながらも一時
21500円を回復しており、僅かながら25日線を捉える場面もみられた。これによりパラボリックではSAR値にタッチしており、陽転シグナルを発生。また、MACDについても、シグナルとの交差によって、陽転シグナルを発生さえている。調整トレンドの上限レベルではあるが、徐々にシグナルが好転してきている点は注目される。一目均衡表では基準線を捉えており、今後は雲下限への意識に向かわせよう。また、遅行スパンは実線を下回っての推移により、下方シグナルが継続しているが、来週には2月下旬の戻り高値を通過してくることから、上方シグナル発生へのハードルが切り下がる。目先はリバウンドを意識したスタンスになろう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続伸。パラボリック、MACDは陽転シグナルを発生