27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円90銭まで上昇後、105円34銭まで反落し105円40銭で引けた。貿易戦争への懸念が緩和したほか、米国の住宅価格指数が予想を上回ったためいったんドル買いが優勢となった。しかし、その後発表されたリッチモンド連銀製造業指数や消費者信頼感指数が予想を下回り、後場にかけ株式相場が大きく下落に転じると、リスク回避の円買いや米債利回りの低下に伴うドル売りが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.2373ドルへ下落後、1.2416ドルへ反発し1.2400ドルで引けた。

ユーロ・円は、131円30銭から130円58銭へ下落した。

ポンド・ドルは、1.4066ドルまで下落後、1.4173ドルへ反発。

ドル・スイスは、0.9509フランへ上昇後、0.9468フランまで反落した。安全通貨のフラン買いが再燃した。

 [経済指標]・米・1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+6.40%(予想:+6.15%、12月:+6.31%←+6.30%)・米・3月リッチモンド連銀製造業指数:15(予想:22、2月:28)・米・3月消費者信頼感指数:127.7(予想:131.0、2月:130.00←130.8)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月27日のNY為替概況